三原市頼兼の心療内科、精神科|たかはしメンタルクリニック

たかはしメンタルクリニック

〒723-0054
広島県三原市頼兼1丁目1番3号

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診療案内

うつ病

軽症のうつ病の人は最近増加しており、抑うつ気分と興味または喜びの喪失が中心的な症状です。生活の上では、五月病でみられるような症状のほか、「仕事や家事などが以前のようにテキパキこなせない」、「考えがまとまらない」などの症状がみられます。
また、軽症のうつ病の場合、他にはっきりした症状がなく、朝早く目が覚めてしまったりする、睡眠障害だけが目立った症状としてあらわれることもあります。
特に、目が覚めたとき、ひどく憂鬱な気分になったり、疲れやすく、休息をとってもなかなか良くならない場合は、うつ病が原因で睡眠障害になっている可能性があります。

不眠症

不眠などの睡眠障害はさまざまな精神疾患、身体的疾患の発症をしやすくさせます。また、眠気や居眠りは交通事故や作業能率の低下を引き起こす原因になることが知られています。こういったことから現代社会では睡眠障害は国民全体の問題として認識されつつあります。不眠には入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒などがあり、睡眠薬などを使用する際の判断材料にもなります。治療としては薬物療法だけでなく、非薬物療法を組み合わせながら行います。

不安障害(パニック障害、全般性不安障害など)

多くは周囲の環境に対応できず、不安感が出現し、突然起こる激しい不安発作(パニック発作)や慢性的な不安を生じる病気です。動悸や手が震えたり絶えずイライラしたりするといった訴えがよく認められます。また、抑うつ症状との合併も多くみられ、治療では抗うつ薬を用いることがあります。

認知症

脳の病気によって記憶力が悪くなったり、ものごとの判断力が低下する病気であり、日常生活に支障がある状態をいいます。高齢化社会を反映している病気ですが、最近の報告では65歳以上の人口の有病率は15%ともいわれています。代表的なものにはアルツハイマー病がありますが、その他の認知症の中には治療可能なものもあります。そのため認知症では早期発見と早期診断が重要といえます。また、妄想・抑うつ・暴言・興奮などの認知症の周辺症状がみられると介護者の負担が大きくなることがあります。対処方法としては環境調整や、場合によっては薬物療法を行います。